世界で獣医は考えた

"One Health"の実現のため国際保健の道を歩む獣医師の日々

NGOとアドボカシーと私

気を抜くとあっとゆうまにブログの更新を忘れます。

どうにかして毎日文章を書く癖をつけたい。

 

一記事あたりにかける気合が大きすぎるのか、もう少し気楽に書いていきたいと思います~。

 

 

日本で国際協力に関わっているとだいたいNGOと交流を持つことになります。

NGOといえば大抵は実際に途上国に入り込んで最前線で支援を行うイメージがありますが、中にはアドボカシーを中心に活動しているNGOもあります。

アドボカシーとは主に、政府や国際機関に対し現地の声を届けるために働きかけることです。

 

欧米ではNGOの活動はそれなりに評価されていて、政府と協働で研究評価を行ったり、開発学を専攻する学生のあこがれの仕事だったりするのですが、日本では正直言ってピンキリです。これはやはり、日本ではまだまだ国際協力はボランティア精神にあふれる奇特な人が行うことで、学問や仕事として認められていない部分があるからかな、とも思います。比較的大規模な、テレビCMとか電車広告を打っているようなNGO団体であれば職員は欧米の大学院で開発学を修了していることが多いのですが、マイナーな団体になるほど職員の質も下がっていく印象です。

 

今の職場でもNGO団とはやり取りをするのですが、一つだけ、どうしても好きになれないアドボカシーを中心に行っているNGO団体があります。そこは代表の人が政界と強いコネクションを持っているため、上司含めた官僚はその人には強く出られないのが現状です(心なしか〇計とか、森〇とかを彷彿とさせます)。

その代表と話していると感じるのが、その人には確実に国際協力や開発学の基礎知識を持っていないというところです。お金を払ったり、物を寄付して現地の人からありがとう、と言われることに自己満足を感じるタイプの人らしく、それこそ数十年前にアフリカで行われたような毒になる国際協力を地で実施している人です。

 

私は正直、このNGO団体とは距離を置きたいところなのですが、残政治家と官僚の間にある大人の事情的な意味で念なことに業務上それは許されなさそうです。