世界で獣医は考えた

"One Health"の実現のため国際保健の道を歩む獣医師の日々

初めての出張

 昨年の11月、私が受け持っていた案件の国際会議がヨーロッパとアフリカでそれぞれあったため出張に行ってきました~。こういうと大抵、ヨーロッパへの出張いいな~なんて言われますが、私からするとアフリカへの出張の方がよっぽどテンションが上がりました。先進国より途上国派です。

 私が受け持っている案件は、基本的に職場にとって“どうでもいい”案件なので出張準備や対処方針など、もろもろ一人でやってくださいの世界でした。出張準備は10月くらいから始めたのですが、10月はもろもろの仕事と出張準備とがもろ被りしてしまい、本当に忙しかったです。特に少し大きな仕事(新室長の鶴の一声で突如決まった)では決済をとるのに言葉通り建物を受けから下まで縦横無尽に駆け回り、知るわけもない予算のことを追求され、正規職員はサポートしてくれず、ほんの少し泣きました(笑)そんな中での出張準備だったので、本当に大変でした。

 出張はヨーロッパで一泊、アフリカで六泊の弾丸でした。ヨーロッパでは、現地領事館の領事に会議でスピーチをしていただくことになっていました。諸事情によりこのスピーチは直前での依頼となってしまって、当日もいろいろとドタバタしてしまったのですが、その日の会議の終わりに領事から「僕も日本を代表してスピーチをするというめったにできない貴重な経験をさせてもらえました、どうもありがとうございました」と一言いただき、その優しさに心が震えました。

 アフリカ大陸へは今回初めての上陸でした。私は途上国がもつ生命力あふれる活気強が、その後の発展の可能性を感じさせることから、とても好きです。今回の出張で訪れたアフリカは、アフリカ大陸の国のなかでもやや発展している国なので特に活気を感じました。今回、残念ながら都市部にしかいられませんでしたが、将来は地方にも行けるように頑張りたいと思います。あと、アフリカの日本大使館の職員の方々には大変よくしていただきました。地域的に出張者が少ないとのことで、お食事に誘っていただいたり職員の方のご自宅に招いていただいたり、今の職場に勤務してから初めてまともに個人として対応していただいたように感じます。

 総論としては、やっぱり外国はいいなぁ、というのが感想でした。はやく外国、特に途上国で働くことができるように頑張りたいと思います。